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登録商標の確認方法

新しい商品を開発し名前をつけるときに思いついたままにつけていないでしょうか?
もしそのネーミングが誰かに商標登録されていたら、商標権は独占排他権なので損害賠償などの訴訟を起こされる場合もあり、刑事罰の対象にもなります。
そのようなトラブルが起こらないように、事前に確認しておくと安心です。
調査会社や特許事務所に依頼することもできますが、自分でも確認してコストを抑えられます。
調べる手順としては、特許庁が管理する称呼検索というデータベースを使用し検索します。
この称呼検索は響きが似ている言葉を検索するので、探したい名前を全てカタカナ表記に直し、ローマ字表記で名前をつけたい場合も考えられる読み全てをカタカナ読みに直します。
次に商品カテゴリの分類を調べる為に、インターネット検索で「特許庁 指定商品」と検索し、「類似商品・役務審査基準」がトップに表示されるのでそこで探したい名前の最新版の商品カテゴリーを調べます。
そして、インターネットで次に「IPDL」と検索し、「特許電子図書館」が表示されたら開きます。
トップページの商標登録にカーソルを合わせるとポップアップウィンドウが表示されるので称呼検索を開きます。
探したい名前のカタカナ表記名と区分を入力し検索を実行すると、検索に当てはまる場合に一覧表示ができ商標登録があるかなどの内容を確認できます。
検索結果が0件の場合は一覧表示はありません。
称呼検索は、区分を設定せずに検索をかけると何百件とヒットしたり、また探したい名前をカタカナ表記にする際にローマ字や数字をどのようにカタカナ読みに直すかで検索結果が変わってきます。
探したい名前がどの区分に分けられるのかをしっかり調べることで検索結果を必要な範囲に抑えられ、考えられるカタカナ読みを全て検索にかけることで検索のもれをなくすことができるので称呼検索にかける前の準備がスムーズな検索のポイントと言えるでしょう。
自分で商標登録の検索をかけることで時間とコストを抑えられるとうれしいですね。